会員メニュー
私たちについて
賃貸物件を探す

売買物件を探す
オーナー様へ
【エリア賃貸】
【エリア売買】
- カテゴリーなし
【メーカー別】
- 積水ハウス物件 (13)
- 大東建託物件 (32)
- パナソニックホームズ物件 (1)
- レオパレス21物件 (3)


改正された民法の債権法(契約等に関する部分)は平成29年5月26日に成立し、令和2年4月1日から施行されます。この債権法は制定以来約120年ぶりの大改正で、賃貸借契約に関するルールが大きく見直されます。賃貸借契約の何がどう変わるのか見ていきたいと思います。
家賃の不払いなどに備えて、賃借人に保証人(個人)を求める場合、改正前民法では例えば、賃借人の落ち度で貸家が消失した際、保証人に予想外の巨額な損害賠償請求がされることがありました。改正民法では、以下のような保証人保護の規定が定められます。
※ 根保証契約とは、将来発生する不特定の債務について保証する契約をいいます。不動産の賃貸借契約における「賃借人の一切の債務の保証」がこれに当たります。根保証契約を締結して保証人になる場合、主債務の金額が分からないため、将来、保証人が想定外の債務を負うことになりかねません。
借りている建物が雨漏れするなど修繕が必要な場合、改正前民法ではどのような場合に賃借人が自分で修繕することができるのか定めた規定がありません。改正民法では、以下の場合には賃借人が修繕できることが明確になります。
建物の賃貸借契約中に建物の所有者が変わった場合、誰が所有者になり、新しい所有者は賃料を請求できるのか改正前民法では規定がありませんでした。そのため、改正民法では以下の規定が設けられました。
賃貸借契約が終了した場合、賃借人は賃貸人に賃借物件を原状に戻して賃貸人に返還しなければいけないと解されています。しかし、改正前民法では原状回復の範囲について明文化された規定はありませんでした。そのため、判例の積み重ねによって法的な解決が図られてきました。改正民法では、これまでの判例の考え方にもとづき、原状回復義務の範囲等について下記のように明文化されました。
・家具の設置による床・カーペットのへこみ、設置跡
・テレビ・冷蔵庫等の後部壁面の黒ずみ(いわゆる電気ヤケ)
・地震で破損したガラス
・鍵の取り替え(破損、鍵紛失のない場合)
・壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替が不要な程度のもの)
・引っ越し作業で生じた引っかきキズ
・日常の不適切な手入れもしくは用法違反による設備等の既存
・タバコのヤニ、臭い
・落書き等故意による毀損
・飼育ペットによる柱等のキズ、臭い
・壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替が必要な程度のもの)
※ 貸主と借主が合意すれば、「通常損耗や経年変化についても借主が原状回復義務を負う」という「補修特約」を設けることは認められています。
敷金とは賃貸借に基づいて賃借人が負うことになる金銭債務を担保するため、賃借人が賃貸人に交付する金銭です。しかし、改正前民法には、明文規定がありませんでした。改正民法では以下のように明文化されます。
・借主の未払い賃料
・損害賠償金
・原状回復費用(補修特約の有無、内容で金額が変わります)
施行日(令和2年4月1日)以降の新規契約、更新は下記のとおり行いましょう。
参照情報
「賃貸借契約に関するルールの見直し」(法務省HP)
関連記事
住まいの空気の質や温度・湿度は、暮らしの快適感を大きく左右します。湿度が高いと不快なだけでなく、結露やカビが生えやすくなります。快適な生活を送れるように、日頃から気をつけたいことを把握しておきましょう。
空気中の水蒸気量は温度が高いほど多く含むことが出来ます。暖房で温められた室内は水蒸気を多く含むことができます。結露は室内と室外の温度差が大きい時に、高い温度側(室内)の空気に含まれる水蒸気が、外気で冷えた窓ガラスや壁面に触れて含みきれなくなった水蒸気が水滴になったものです。
また、建物の断熱性、機密性が高いと冷暖房の効率が良い反面、換気をしないと室内で発生した水蒸気がこもり、結露が発生しやすくなります。
結露の原因となる水蒸気の発生の要因
1.調理・炊飯
2.洗濯機・乾燥機
3.風呂・シャワー、洗面
4.室内園芸、花瓶、水槽
5.加湿器
6.洗濯物の室内干し
7.喫煙
8.解放型燃焼器具(ガス・石油ストーブ等)
結露はカビの発生源になるだけでなく、建物や家具を傷めます。上記湿気防止対策とともに、換気設備や冷暖房設備を利用して換気を行い、適切な室内環境を維持しましょう。
具体的には、次の点に注意しましょう。
関連記事
全国賃貸住宅新聞が毎年、調査集計し発表する「賃貸住宅入居者に人気設備ランキング」で「インターネット無料」はファミリー向け物件、単身者向け物件でともに6年連続1位と入居者に人気の設備です。「インターネット無料」でお得なイメージですが、借りる時のメリット、ディメリット、注意点についてまとめてみました。
インターネット対応物件とは、アパートやマンションの共有部分まで回線工事が済んでいる物件です。回線が共有部分までしかないため、インターネットをする場合はプロバイダに連絡して部屋までの工事をしてもらう必要があります。そして、その工事費は入居者が負担しなければいけません。また、工事が始まるまで数日かかるため、入居してすぐ使いたい場合はあらかじめ申し込んでおく必要があります。
インターネット完備物件とは、インターネット対応の状態に加え、すでにプロバイダとの契約が済んでいる物件です。LANケーブルとパソコンを繋げば、入居後すぐにインターネットが利用できます。回線工事やプロバイダとの契約は貸主が一括してして済ませてあるので入居者は不要です。毎月の使用料も貸主が払うので入居者は請求されません。
このようにお得なインターネット無料物件ですが、そのメリットをみていきます。
プロバイダ料金は普通、月額4,000円~6,000円かかりますが、「インターネット無料」物件では当然これらの料金がかかりません。
「インターネット無料」物件は、回線工事やプロバイダとの契約を貸主がすでにしているので入居した日からインターネットを使うことができます。
プロバイダによって、契約してから2年または3年以内に退去等で解約すると、違約金が2万円前後とられる場合があります。また、最初の工事費を分割で支払っている場合は、残りの期間に分割払いする予定だった工事費も違約金と一緒に支払わなければいけません。しかし、「インターネット無料」物件の場合、違約金も残っている工事費も支払う必要はありません。
「インターネット無料」物件は上記のメリットがあり一見お得なように思えますが、次のデメリットがある場合があります。
「インターネット無料」物件の場合、建物全体で同じ回線を契約している場合がほとんどであるため、複数の入居者が同時に高画質動画を見た場合、回線速度が遅くなる場合があります。
パスワードが必要ない、入居者共通のWi-Fiがある場合は、個人情報が漏れてしまう可能性があります。他の入居者がWi-Fi経由で他人の検索履歴などを盗み見ることが可能です。
「インターネット無料」物件では、あらかじめ契約されている回線、プロバイダを利用するので、好きな回線やプロバイダを選ぶことができません。
表面上「インターネット使用料は無料」ですが、家賃や共益費(管理費)に含まれている場合があります。近隣の類似物件と比べ高くないか(家賃と共益費の合計が1,000円~3,000円高い位で収まっているか)確認しましょう。
「インターネット無料」物件には以上のメリット、デメリットがあります。ネットユーザーにより「インターネット無料」物件が良いのかどうか変わってきます。 次の点を物件選びの参考にしてください。
関連記事
毎年冬になると凍結による給湯器の破損(故障)のトラブルが発生します。給湯器トラブルが起きると、朝お湯が使えなかったり、修理に1~2日かかります。こうしたトラブルを起こさないために次のことに注意しましょう。
給湯器内及び給水管、給湯管には冬期外気温が下がり凍結するのを予防するため凍結防止ヒーター付いています。そして、その電源を各個別の部屋から取っている物件、共用回路から取っている物件があります。部屋のブレーカーは絶対下げないでください。
ブレーカーが上がっていても、室内の凍結防止ヒーターの電源プラグがコンセントに差し込まれていないと凍結防止ヒーターが作動しません。また、外の給湯器の電源フラグも差し込まれているか確認しましょう。
電源が入っていれば外気温が凍結の危険のある気温に下がると、給湯器リモコンの運転スイッチが「入・切」に関係なく給湯器内の凍結防止ヒーター、給水管、給湯管の凍結防止ヒーターが作動し凍結を予防します。
追い炊き機能付き給湯器の場合、外気温が凍結の危険のある気温に下がると、給湯器内を保温するヒーターと自動ポンプ運転装置が作動し、浴槽、(給湯・循環)配管、給湯器内の水を循環させ凍結するのを防止します。そのため入浴後、浴槽の残り湯(水)を循環アダプターより5㎝よりある状態にしておいてください。
低温注意報が発令された時や、冷え込みが厳しい時は給水・給湯配管、給水元栓の凍結を防ぐため以下の通水処置をしてください。
上記の通水処置をすることにより給湯器だけでなく給水・給湯配管、給水元栓の凍結防止をすることが出来ます。
冬期長期間留守にして水を使わないと凍結しやすくなります。長期間留守にする場合は下記の処置をしてください。
不凍栓(水抜き栓)を右に回す
不凍栓を右に回して閉めると、水道管内の水の流れを遮断し、給水管内の水が地中に排水されます。この時、室内の蛇口を開け給水管内に空気を送り込むと、中の水がきれいに抜きされます。
冬期空室の物件については次の凍結防止処置をとってください。
給湯器下にある「給水水抜き栓」、「給湯水抜き栓」を左に回して給湯器内の水抜きをしてください。
通常、ガス業者が水抜きはしてくれますが、水抜きされているか確認しましょう。追い炊き給湯器の場合は完全に水抜きをするには技術が必要です。ガス業者にお願いしましょう。
➀水抜きをしても完全に水抜きされず残っていた水が凍結して給湯器が破損(故障)する場合があります。また、②室内の混合水栓も凍結防止ヒーターが作動しないと凍結により破損(故障)する場合があります。11月末になったら、水抜きだけでなく空室の通電もしておきましょう。
関連記事
沼田市周辺にはスキー場が多くあるので毎年10~11月になるとスキーシーズンだけ沼田市内の賃貸アパートを借りる入居需要があります。その場合、賃貸アパートで生活するのは週末だけという場合が殆どです。普段は住んでいないため室内が冷えて凍結によるトラブルが起きやすくなります。こうしたトラブルを起こさないために次のことに注意しましょう。
給湯器内及び給水管、給湯管には冬期外気温が下がり凍結するのを予防するため凍結防止ヒーター付いています。そして、その電源を各個別の部屋から取っている物件、共用回路から取っている物件があります。部屋のブレーカーは絶対下げないでください。
ブレーカーが上がっていても、室内の凍結防止ヒーターの電源プラグがコンセントに差し込まれていないと凍結防止ヒーターが作動しません。また、外の給湯器の電源フラグも差し込まれているか確認しましょう。
電源が入っていれば外気温が凍結の危険のある気温に下がると、給湯器リモコンの運転スイッチが「入・切」に関係なく給湯器内の凍結防止ヒーター、給水管、給湯管の凍結防止ヒーターが作動し凍結を予防します。
追い炊き機能付き給湯器の場合、外気温が凍結の危険のある気温に下がると、給湯器内を保温するヒーターと自動ポンプ運転装置が作動し、浴槽、(給湯・循環)配管、給湯器内の水を循環させ凍結するのを防止します。そのため入浴後、浴槽の残り湯(水)を循環アダプターより5㎝より上にある状態にしておいてください。
水抜きの基本手順
不凍栓を右に回して閉めると、水道管内の水の流れを遮断し、給水管内の水が地中に排水されます。
空気を取り入れることで中の水がきれいに抜きされます。
次の場所は水抜きをしても水が残りやすい場所です。
水抜きの基本手順に続いて、次の水抜き操作を行いましょう。
・水側(右側)にレバーを上げ(全開にして)回す。
・次にお湯側(左側)にもレバーを上げ(全開にして)回す。
・上記の操作で吐水が完全に止まったら、レバーハンドルを中央に戻す。
この時、レバーハンドルは上げたままの状態(吐水状態)にする。
・シャワーを床に置く。
・混合水洗を「シャワー」に切替え、空気を取り入れる。
・混合水栓を「カラン」に切替え、空気を取り入れる。
《サーモ付き混合水洗の場合は》
・上記の操作の後、冷水・温水の温度調節の切替操作も行う。
・サーモを「冷水」側に切替え、空気を取り入れる。
・サーモを「温水」側に切替え、空気を取り入れる。
・「水」」のハンドルを全開の状態で切り替えレバーを蛇口側に回し、蛇口から水を出し切る。
・「お湯」のハンドルを全開の状態で切り替えレバーを蛇口側に回し、蛇口から水を出し切る。
・次に切替レバーをシャワー側に切り替え、シャワーヘッドを床に置きホース内の水を抜く。
・さらにシャワーヘッドを振り、中の水を抜く。
関連記事