万が一の災害に備えハザードマップで住まいの位置を確認しよう!
近年、平成30年7月豪雨や令和元年台風19号など甚大な被害をもたらした水害等が多発しています。もしも災害がおきた時、どう行動すればよいのか事前にハザードマップで確認し、備えておくことが重要です。
ハザードマップとは
ハザードマップとは、万が一の土砂災害・水害・火山の噴火・地震などに備えて、自主的に迅速に避難出来るよう「被害の想定される区域・被害の程度」、「避難場所」「避難経路」などの情報を地図上に明示したものです。
チェックしておきたいハザードマップ情報
①洪水ハザードマップ
河川周辺は他の地域より水害が発生しやすいので、各市町村が市内にある河川周辺地の被害想定を行っています。河川に近い場所、河川から遠くても周辺より低い土地は水害を受ける可能性があります。
②地震防災・危険度マップ
いつ発生するか分からない巨大地震に備えて、地震発生時の揺れやすさや、地域の危険度に関する情報を確認し、日頃から備えておきましょう。
③土砂くずれハザードマップ
傾斜地やガケ周辺では土砂崩れの危険性について確認しておきましょう。
④内水ハザードマップ
堤防の内側の市街地でも、大雨によって排水路、下水道などから水が溢れる水害(内水による浸水)が生じることがあります。内水による浸水が発生しやすい地域や、想定される浸水の程度を確認しておおきましょう。沼田市には現在、内水ハザードマップは作成されていません。
⑤火山災害ハザードムマップ
火山周辺では火山災害ハザードマップで確認するとともに、火山の危険度、活動状況に関するニュースにも注意を払いましょう。
⑥高潮、津波などのハザードマップ
海辺近くに住んでいる場合は、高潮、津波などのハザードマップも確認してお来ましょう。
⑦避難所
ハザードマップには災害に関する自治体からの(1)警告や注意などの情報発信の方法、(2)避難場所や災害に備えて用意しておくべきものなどの情報が掲載されています。近くの避難所はどこか、警告が発せられ時にはどのように対処すればよいか確認しておきましょう。
避難場所・避難所一覧
※ 令和2年8月28日から重要事項説明で「水害ハザードマップにおける対象物件の所在地の説明」が義務化されました。
沼田市のハザードマップ
沼田市のハザードマップは こちら です。
重ねるハザードマップ
「重ねるハザードマップ」では、全国どこでも1つの地図上に様々な防災情報を重ねて見ることが出来ます。大雨が降った時に、浸水のおそれのある場所、土砂災害の危険がある場所、通行止めなるおそれのある道路などの情報を、地図状に重ね合わせるといった活用方法で、避難に役立てることが出来ます。
重ねるハザードマップは こちら
ハザードマップを確認し、もしもの時の役割や連絡方法などについて日頃から家族と話し合っておきましょう。